事故物件を売りたい時にどうしたら良い?
事故物件を売りたい時にはどうしたら良いのか悩んでしまいますよね?
こんな時にオススメなのは先まず「買取り」として取扱ってもらうことです。
不動産の取引は2パターン有ります。買取り と 仲介 です。
簡単に説明しますと
●買取り
・メリット
業者に直接買取って貰うため、契約までが早く確実。
・デメリット
仲介に比べ若干安くなってしまう。
●仲介
・メリット
売却価格が若干高い。
・デメリット
いつ売れるのか分からず、最悪売れない場合もある。
「事故物件を売りたい」となった時、近所の人は事情を知っている事もあります。
また、仲介契約で売却する場合次に住む人と会って契約を結ばなければなりません。
こちらとしても事故物件という後ろめたさがあるため、契約者と会い辛いという事もあります。だからこそ、こう言った場合多くの人が業者に直接買取って貰うことが殆どです。
不動産屋の種類「特殊物件専門業者」
不動産の中には「事故物件」と呼ばれるものがあります。
「事故物件」を専門的に取扱う不動産会社を「特殊物件専門業者」といいます。
目に見えやすい瑕疵だけではなく、目に見えない心理的な瑕疵についての説明なども詳しく行ってくれます。
事故物件の中には浸水や地震による損傷、雨漏り、シロアリ被害といった目に見える問題がある物件だけではなく、実は目に見えない問題を抱えている物件があります。
例えば、今日本で社会問題の一つとなっている孤独死があった物件、自宅で自死された方の物件、殺人事件が起きた物件なども存在しています。これらの物件の場合、外見上や構造上には特に問題がありませんが、やはり心理的には大きな瑕疵がある物件になりますよね。
そのため、一般的な不動産に比べると価値としては2~3割は下がってしまう事になります。ただ、価値が下がるということは、その分安く売買されることになります。中には「リフォーム済みであれば特に問題に思わない、格安物件として手に入るのであれば、それでもかまわない。」という方もいます。特殊物件専門業者は、このような事故物件を取扱うという特徴があります。
このような物件は一般的な不動産会社であれば告知義務の範囲内の説明しか行わないところも多くなりますが、特殊物件専門業者の場合には、告知義務を含め、どのような事故があった物件なのか説明し、納得の上で売買を行うことが可能になるという特徴もあります。